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2026.8.20
【保存版】犬の涙やけ・目やに|自宅ケア・フード・病院の判断基準
✅ 犬の涙やけ・目やにの主な原因と、自宅でできるケアの範囲を解説
✅ フードとの関係や、動物病院を受診すべき判断基準もまとめました🐶
※本記事は情報提供を目的としたものであり、診断や治療の代わりになるものではありません。愛犬の症状について気になることがあれば、必ず動物病院にご相談ください。
犬の「涙やけ」「目やに」とは?

涙やけとは、涙が過剰にあふれて目の下の毛が赤茶色に変色したり、皮膚がただれたりする状態のことです。あふれた涙に含まれる「ポルフィリン」という色素が空気に触れて酸化することで、毛が茶色く染まります。
目やには、目の粘膜や涙の異常によって分泌される老廃物です。色や量は、目の状態によって変わります。
涙やけも目やにも、それ自体が病名ではなく“症状”です。見た目のケアだけでなく、背景にある原因を知ることが大切です🐾
目やにの色でわかるサイン
白っぽく少量:健康な犬でも見られる生理的な範囲のことが多い
黄色・緑色:細菌感染や炎症が起きている可能性がある
茶色(涙やけ):涙に含まれるポルフィリン色素が酸化したもの。涙やけの典型的なサイン
目やにの色だけで自己判断せず、量や頻度、他の症状とあわせて様子を見ることが重要です。
犬の涙やけ・目やにの主な原因
原因は一つではなく、複数が重なっていることも少なくありません。
①鼻涙管(涙の通り道)のトラブル
涙は本来、目頭にある「涙点」という出口から「鼻涙管」を通って鼻に抜けていきます。この通り道が生まれつき細い、詰まっている、あるいは炎症でむくんでいると、涙が正常に排出されず、目からあふれて涙やけの原因になります。小型犬は構造的に鼻涙管が細い傾向があります。
②まぶた・まつげの異常
まぶたがわずかに内側に巻き込む「眼瞼内反」や、まつげが目に向かって生える「逆さまつげ・睫毛乱生」も、涙やけ・目やにの原因になります。毛が角膜や結膜を刺激し続けることで、涙の量が増えます。
③目の病気
結膜炎(アレルギー性・細菌性・ウイルス性)、角膜炎(傷)、ドライアイ、ぶどう膜炎、緑内障などの目の病気でも、涙や目やにが増えることがあります。特に片目だけの涙やけ・目やには、こうした病気や鼻涙管のつまりのサインであることが多く、注意が必要です。
④犬種・体質
シーズー、マルチーズ、トイプードル、チワワなどの小型犬・短頭種は、顔の構造上、涙の通り道が詰まりやすく、涙やけが起こりやすい傾向があります。
⑤アレルギー(環境・食物)
花粉やハウスダストなどの環境アレルギー、まれに食物アレルギーが、慢性的な涙・目やにの増加につながることがあります。
自宅でできる涙やけ・目やにケア

自宅でのケアは、あくまで「日常的な清潔を保つ」ためのものです。原因そのものを取り除くケアではない点を理解した上で取り入れましょう。
目の下を毎日やさしく拭く:清潔なコットンやガーゼを水またはぬるま湯で湿らせ、目頭から目尻に向かって拭き取ります
毛を短く保つ:目の周りの毛が涙を吸い込むと雑菌が繁殖しやすくなるため、定期的なカット・トリミングで通気性を保ちます
生活環境を整える:加湿器で乾燥を防ぐ、花粉やハウスダストなどのアレルゲン対策をする
飲水量を見直す:水分摂取量が少ないと涙の質に影響することがあるため、新鮮な水をこまめに用意します
⚠️注意:アルコールや香料など刺激の強い成分を含むケア用品は、かえって炎症を悪化させることがあります。犬用として作られた、低刺激なケアローションやコットンを選びましょう。
また、市販の涙やけケア用品は一時的に見た目を改善することはあっても、根本的な原因を治療するものではありません。改善が見られない場合は、自己判断でケアを続けず、動物病院に相談することをおすすめします。
フードは涙やけに関係する?
「涙やけ対策フード」という商品も多く販売されていますが、フードと涙やけの関係については獣医師の間でも見解が分かれています。
食物アレルギーや消化不良が涙やけの一因になっているケースでは、フードの見直しによって症状が和らぐ可能性があります。実際に、フードを変えて涙やけが改善したという報告も少なくありません。
一方で、涙やけの多くは鼻涙管の構造やまぶた・まつげの異常など、フードでは変えられない身体的な原因によるものとする獣医師の指摘もあります。「このフードに変えれば必ず治る」と断定できるものではなく、たまたま体質に合っていた、あるいは他の要因が重なっていた可能性も否定できません。
フードの見直しを検討する場合も、自己判断で色々なフードを試すより、まずは動物病院で原因を調べてもらってから、必要に応じてアレルギー対応フードなどを相談する方が近道になることが多いです。
動物病院を受診すべき判断基準

以下のようなサインが見られる場合は、自宅ケアだけで様子を見ず、早めに動物病院を受診しましょう。
涙やけ・目やにが急に悪化した
目やにの色が黄色や緑色になっている
片目だけ涙やけ・目やにが出ている
目を痛そうにしている、頻繁に前足でこする
涙で皮膚がただれている、赤くなっている
目が充血している
逆さまつげが疑われる(まつげが目に向かって生えている)
涙やけは軽い症状に見えても、結膜炎や鼻涙管のつまりなど、背景に治療が必要な病気が隠れていることがあります。「涙やけだから」と自己判断せず、迷ったときは早めに獣医師に相談してください。
まとめ
犬の涙やけ・目やには、鼻涙管のトラブル、まぶた・まつげの異常、目の病気、犬種・体質、アレルギーなど、原因がさまざまです。
自宅でできるのは、やさしく拭く、毛を短く保つ、生活環境を整えるといった日常的なケアが中心で、根本的な原因を取り除くものではありません。フードの見直しが役立つケースもありますが、必ず涙やけが治るとは限らないため、過度な期待は禁物です。
片目だけの涙やけ・目やにの色の変化・痛がる様子などが見られたら、自己判断せず早めに動物病院に相談しましょう。愛犬の目の健康を守るために、日頃からよく観察してあげてくださいね🐶
Mamiko
Dog Hug Lifeライター🐾
愛犬との暮らしをより豊かにするための情報をリサーチ・発信しています🌼
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